実は、教科書の韓国語は「正しくきれいな標準語」です。
もちろん、こうした正しい韓国語を勉強することは必須です。
しかし、実際外に出て韓国人同士の会話を聞いてみると、
速いし何を言っているか全然分からない、となったことはありませんか?
これは、
教科書の標準語 ≠ 日常の会話体
の場合が多いために起ってしまいます。
特に韓国語の歌は、ほとんどが会話体です。
よって、「~습니다(です)」はあまり出てきませんし、
助詞や単語もバンバン省略されます。
教科書には載っていない「俗語」も出てきます。
例えば、
「내 맘엔 네가 그치질 않아」
という歌詞があったとすると、
太字は全て縮約されています。
正しく表記すると、
「내 마음에는 네가 그치지를 않아」
(僕の心には君が止まらない)
となります。
これも、訓練が必要ですね。
ですから、歌詞の聞き取りは、
早く韓国人と日常会話がしたい!
という人にオススメの勉強法なんです。
もちろん、選曲はとても重要です!!
レベルもそうですし、使えないような俗語だらけの歌は
最初は学ばない方がいいかもしれません。
まずは、聞き取りやすいバラードや
ラップのない曲から始めてみましょう。