こんにちは、채희(チェヒ)です♪
今日は、「男女特性ワードシリーズ」として、
「된장녀」と「생강녀」を紹介します
韓国語が分かる方は、
「된장」=みそ、「생강」=しょうがなので、
みそ女、しょうが女って何~!?
って言いたくなると思います。笑
この2つの単語は、
他の単語の意味をみそやしょうがにかけているもので、
意味自体がみそやしょうがと関係ある訳ではありません。
日本語で最近流行っている、
「塩顔」や「しょうゆ顔」はその単語の意味をストレートに反映していますよね。
それとは単語の出来方が若干違うということになります。
では、どうゆう意味なのか??
まず、「된장녀」から見ていきましょう
この言葉は、2005年から使われるようになり、
2006年にはネットの新語大賞に選ばれるまでに流行しました。
当初の意味は、
「価値も分からずに、スターバックスのコーヒーや、ブランド品で全身固める女性」とされました。
つまり、昼食は300円、400円で安く済ませるのに、
スタバのコーヒーにはそれ以上の500円,600円を払って飲む20代30代が増えているが、
そんな必要があるのか?とゆう批判から生まれました。
また、本当の価値や必要性も考えずに、
生活費を全てブランド品に使う女性を指す言葉としても使われました。
なぜ、この意味がみそ女になったか、
その由来は諸説あります。
①「젠장」の発音が「된장」に似ていて、「된장」で発音するようになった。
「젠장」は「ちくしょう、この野郎」など、怒ったときに使う悪口なので、そのまま使うことはできず、似た発音の「된장」で誤魔化し使ってるわけですね。
②何に価値があるかも分からず、外国製品を好んで使っているので、うんちなのかみそなのかも区別ができない、とゆう意味から。
③みそを顔に塗ったくりたくなるほど、贅沢をする嫌な女性、という意味から。
などなど。
いずれにしろ、「된장녀」といった場合、かなり否定的に使うことが分かります。
しかし、一部の女性から、「自分で稼いだお金で、自分の好きなことに使うのが何が悪いのか。男女差別だ。」との批判が起こりました。
そこで、明確な意味付けがなされ、
自分の稼ぎではなく、家族や彼氏、旦那のお金で、
見栄を張るためにお金を無駄遣いする女性。
こういった方向に意味が変わっていきました。
今ではすっかり定着し、
男性から見て付き合いたくない女性の代表像になっています。
一方、「생강녀」=しょうが女はこれと全く反対の意味になります。
この単語は、国立国語院が報告した2012年新語リストに登場しています。
意味は、「생활력이 강한 여자」=生活力の強い女性の略で、
漢字で表記すると、「生強女」になりますね。
省略して読むと、固有語の「생강」=しょうがになるわけです。
これは、決められた収入の中で、しっかりとやりくりできる女性、というくらいの意味になります。
みそ女は他の人の収入に依存して、
無駄遣いすると見られてしまうのに対し、
しょうが女は理想の結婚相手といえそうです。
実際に、男性芸能人が理想のタイプを「しょうが女」と答えている人もいました。
女性の皆さんは、しょうが女を目指して頑張りましょう!笑